Regional Scrum Gathering Tokyo 2014 に参加
ワークショップオーナーとして招待されたので、参加してきました。
Regional Scrum Gathering Tokyo 2014
http://scrumgatheringtokyo.org/2014/
ちょっと早めに着いたので、モスバーガーで朝食を取って移動しようとしたら、とんでもない事に気がついた。サークルKサンクスのガルパンフェアのシールをフードに付けて歩いていた・・・orz
開会
開会挨拶の後、近くの席の人とペアを組んで、昨日参加して良かったセッション又は今日期待しているセッションについて自己紹介するアイスブレーク。
基調講演 組織にアジリティを取り入れる - どうすればアジャイルになれる? by Jutta Ecksteinさん
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- 継続的な学習
- 2つのアプローチ
- 全員でコミットする
- 変化
- 変化の理解
- 一般的に
- Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターンを読む事を推奨。
- 書籍で紹介されている変化のモデル
- 最近ではこの変化のモデルが幾つか並行して走る。色々な変化が起こっている。
- アジャイル開発について同僚が自分よりも冷めていると感じた時、同僚がこの変化のモデルのどの部分にいるのかを意識する。
- 書籍で紹介されている変化のモデル
- 痛みを感じている方が、変化を受け入れやすい。
- Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターンを読む事を推奨。
- パイロットプロジェクト
- 組織で優秀な人が集まって行われる
- 低リスク案件
- 上記によりパイロットプロジェクトは学びが少ない。
- 必ず普通のプロジェクトでやる事が重要。
- ラフスケジュール
- 準備
- ふりかえり
- 準備ワークショップ
- トレーニング
- メンター/コーチ
- 変化の維持
- 活動サポート
- 3つのロール
- リーダー
- 情熱家、変化エージェント
- アーキテクト、技術リーダー
- 3つのロール
- ふりかえり
- やった事だけでなく、将来についてもやる。
- 準備ワークショップ
- 4つの質問
- 完了した事は?
- 受け入れやすいか?
- 本当に適用は難しいか?
- 何ができないのか?
- ソリューションから何の利益を得るか。
- 4つの質問
- 学びのステップ
- トレーニングをカスタマイズする
- SandBoxでの学びは実践するのは難しい。
- 実際の業務でトレーニングする。
- その方がすぐに実践できる。
- メンタリング/コーチング
- 情熱を持った人が必要。
- 組織内から変化を続ける。
- 変化の維持
- 新規加入者へのメンタリング
- 成功した時にはお祝いする
- 絶えず学ぶ
- 教訓を生かす
- 変化に情熱を持った人をサポートする。
- Q&A
- 1人目
- Q:変化の為に3つのロールが必要だとあったが、揃わない時はどうする?
- A:経験的には、組織内にはいるはずなので探す。
- Q:1人で複数のロールを兼任している場合はどうする?
- A:1人で始めても良い。まずは味方を見つける。時間がない場合はとにかく始める。なぜ忙しいのか立ち返ってみて、根本原因を解消する。
- 2人目
- 3人目
- Q:変化のモデルが並行で起きている時に変化が衝突する場合、情熱を持った人が指揮統制なモデルを適用されそうになっている。チーム外からの指揮統制の強制。
- A:なぜそうするのか質問する。
- 1人目
同時通訳は集中力が削がれて眠くなってしまった・・・。
お昼
名古屋参加組で一緒にお昼。自分はいつもの「だし茶漬け えん」に行く予定だったのですが、皆も付いてきた。
昼食後は皆それぞれに解散。自分はDDR3-1333メモリーを買いにアキバの街へ繰り出しました。
エンタープライズでタッチダウンを決めるための戦略と実践
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- GxP社の事例発表を中心にした発表。
- ×タッチダウン、○トライ。
- エンタープライズ系
- WFからAgileへ
- "色々"ある
- 既存ビジネス
- 既存システムとの連携
- 関連部署との調整
- 全社ルール
- エンタープライズ系はめんどい
- でも魅力的
- 社会が100年間必要としてきた会社
- 社会とつながる
- 社会の役に立つという実感
- 社会に必要とされる会社に必要とされれば仕事はなくならない
- 社会とつながる
- めんどくささは必要
- エンタープライズ系における開発手法とは何が良いのか?
- トライまでの道のり
- 作って、見せて、調整しては基本。
- 但し、最低限見せられるようになるまで色々ある。
- フェーズ
- 初期構築で70%、調整・運用で10%ずつ。
- 企画フェーズ
- 何をするか決める
- 顧客との関係作り
- 3つの立場
- 教えて貰う
- 教える
- 一緒に考える
- 3つの立場
- アーキテクチャ設計フェーズ
- 何を作るかをどう作るかを繋げる。
- 確定要素と不確定要素を分ける
- 初期構築フェーズ
- 60〜70%を目指す。作りすぎない。
- プロセスはWFに近い。
- ゴール・リソースが確定しているのでWFは効果的。
- 調整フェーズ=イテレーション
- 移行フェーズ
- 最後のドロドロした部分。
- 愚痴は切り捨て
- リリースするんだという気合いは重要
- 常に真摯に顧客と向き合っているか?
- 最後のドロドロした部分。
- 事例紹介
- アドバンスド・メディア社 VoXT 20人月案件
- https://voxt.jp
- エンタープライズ新規事業
- 企画から1年以内でサービスイン
- 企画
- 5つの質問
- 我々の使命は?
- 我々の顧客は?
- 5つの質問
- 要件定義
- 小さい案件なので、極力物を作らないで進めた。
- 与信・信用情報を提供する企業 300人月案件
- 初期構築フェーズ
- 50点だった。
- あるはずのシステムが存在せず。追加の構築で65点に持って行った。
- 調整フェーズ
- アトラシアンのJIRAで課題管理
- 移行フェーズ
- 期間の中でのトリアージが必要。
- 運用フェーズ
- 日々改修。
- アドバンスド・メディア社 VoXT 20人月案件
- 総括
- WFで製作
- 調整〜移行フェーズはアジャイル。
登壇予定だった和智さんは今朝システムトラブルが発生で欠席でした。
これだけ!ビジネスモデルキャンバス by BMG Works
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- ×キャンパス、○キャンバス。とても重要。
- 現状分析に使う
- ワークショップのペア作成
- 最近読んだ本をブレストし、その中から一押しの本について自己紹介。
- 自分のペア相手は、昔自分が勤めていた会社で作っていた製品の競合会社のお方だった。自分はその製品の業界は知っているので、自分の業界についてビジネスモデルキャンバスを作成する事に。
- 作成ワークショップ
- リソース
- ここから書き始める
- 主要活動
- 変化しやすい
- 顧客セグメント
- 価値提案
- 主要活動と同じになりやすい。ビジネスモデルYOUを読んで下さい。
- チャネル
- 関係
- チャネルとごっちゃになりやすい。ここを明確にしないと他社に乗り換えられてしまう。
- パートナー
- 収益
- コスト
- リソース
- 書いたあとは流れをチェックする。
- 今回は1つのキャンバスを書くのに16分かかったが、慣れてくると3分で書けるようになる。
- ダイソンの羽なし扇風機はとても良くビジネスモデルを考えて生み出された製品。
"What impedes Organizational Agility" 組織のアジリティを阻害するもの
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- パネルディスカッション
- 1つ目のお題
- 2つ目のお題
- 我らが名古屋アジャイル勉強会のメンバーが出したお題。もう一人のメンバーから裏切られていてワロタ。
- Q:スコープ・リソース・コストが省庁で決まってしまう
- A:大組織において、予算・期間を決めずに何かをやる事はない。
- A:開発というのは、可能性を探るのが仕事である。それをマネージャーに伝える事が大事。
- A:2つの事が大事。1つはスコープは決めても機能は決めない。もう1つは70年代からあるやり方=予算を定期的に見る。
- Q:DoDの事例の話が聞きたい
- A:2001年からDoD(United States Department of Defense:米国国防総省)の仕事を担当した。予算と納期がうまくいった初めての?プロジェクトになった。
- A:可能ならばアジャイルなやり方で進めた。
- A:DoDに出来るのなら、誰でも出来る。
- A:DoDはWFを標準化した部署。コスト増に繋がったので1995年にWFは止めになった。
- 3つ目のお題
- 4つ目のお題
- パネルディスカッション
クロージング・パーティー
参加パス。
参加しての感想等
ぶっちゃけ、2万円の元を取るのは大変そうなイベントだなと感じた。だからこそ積極的に招聘ゲストの方のセッションに積極的に参加して最新の情報を得るようにするのが元取れそう。
カンファレンスだからか、物理的な意味ではなくスピーカーと参加者の距離が近いイベントだと感じた。