桜、抹茶、白、日記

名古屋市在住のC++使いのcoderの日記だったもの。

Boost.勉強会 #10 に参加

d:id:youandi:20111203:p1
参加しました。

http://partake.in/events/bd840b2e-77dc-4501-a765-cb581a90c165

boostjp - Googleグループ
http://groups.google.co.jp/group/boostjp
boostjp
http://sites.google.com/site/boostjp/

開会

開会時間に間に合わない人多数。

Boostライブラリ一周の旅 1.49.0〜1.50.0 by [twitter:@cpp_akira]さん

    1. Heap
      • 優先順位付きキュー
    2. Algorithm
    3. Functional/OverloadedFunction
      • 複数の関数を纏めて関数オブジェクトを作成出来る
    4. LocalFunction
      • ローカル関数を定義出来る
    5. Utility/IdentityType
  • 感想等

メタプログラミングする人向けなものが追加された感じかな?

C++Now! 2012参加レポート by [twitter:@cpp_akira]さん

sexyhook 3の変更点 by [twitter:@super_rti]さん


セッションタイトル通りにsexyhook 2からsexyhook 3への変更点について解説。

音声認識の誤認識フィルタとしての機械学習 by [twitter:@super_rti]さん


アキラさんのセッションが早く終わって時間が余ったので急遽追加セッション。
内容としてはセッション資料通り。現状機械学習時の入力データ(RTIさんの声や「コンピュータ」というワード)に最適化されてしまっているのが今後の課題。

昼食

[twitter:@miyabiarts]さんとご一緒した。

C++でエレガントな並列計算 by [twitter:@ponkotuy]さん


以下のものを性能比較

OpenMP + Eigenが最速という結果だった。FORTRANは?とか色々突っ込みあったけど。

C++ Transactional Memory言語拡張の紹介 by [twitter:@yohhoy]さん


RDBMSトランザクション処理がC++規格に入ってくるよという内容。
現状対応するコンパイラはGCC4.7だけ。実行速度は遅い。

万能数値型URR by [twitter:@wraith13]さん

IEEE754とは別の浮動小数値表現の話。H/W支援がないので処理速度は宜しくない模様。

家に帰るまでが遠足です. by [twitter:@Cryolite]さん

Boost.Buildやjamfileの記述についてのセッション。

全員参加ディスカッション

ワールドカフェ方式でディスカッション。
なにかつくろうというテーマは用意されていたけど、ざっくばらんに雑談する感じ。

1回目

妹ConceptからのConcept談義。真面目に現行仕様のConceptの問題点について話をしました。

2回目

NativeC++を.NET対応としてC++/CLIでコードを書いたところ、C++/CLIの部分が肥大化。どうすれば良いか。

    • 設計が悪い
    • C#で書け

Boost.Spiritのドキュメントが糞。Concept定義みたいなものが用意できるなら、ドキュメントも書ける。
Unityはゲームエンジンの中でマシな方だし、Unityでしか出来ない事もあるが、ドキュメントが糞。
そもそもなぜドキュメントがかけないのか。ちゃんとしたコードを書いた事がないからか?
専門学校や大学では、ちゃんとしたコードの書き方を教えていない。それによりちゃんとコードをかけない人が量産されている。
会社としてちゃんとしたコードの書き方を教育するのは難しい。コミュニティとして啓蒙していくしかない。

3回目

bjam等のビルドシステムについての話。まずbjamの実行速度が遅い。最近は開発言語毎にビルドシステムが作成されいるイメージ。

4回目

最初のテーブルに戻って、各人がどのような話をしてきたか共有。


ワールドカフェで気になった点

    • ペンが油性ペンだった
    • 模造紙を押さえておく養生テープ的なものが欲しかった
    • ペンが人数分なかった。
    • テーブルマスターの役割について説明不足な感じだった

懇親会

勉強会の参加回数だったり名古屋についてだったり。

参加しての感想等

懇親会で話が出たけど、今回はBoostライブラリの解説や使い方についての話はなかったなー。