桜、抹茶、白、日記

名古屋市在住のC++使いのcoderの日記だったもの。

名古屋アジャイル勉強会 分科会 リーン開発の現場 読書会 #4 に参加

d:id:youandi:20140319:p2
開催しました。一応最終回。

名古屋アジャイル勉強会 分科会 リーン開発の現場 読書会
https://sites.google.com/site/nagoyaagile/Home/subcommittee/leanfromthetrenches

    • 日時:2014/04/16 19時〜21時
    • 場所:名古屋市生涯学習センター 2階 第一和室
    • 参加費:200円

開会

5名が参加。その内4人はスタッフだったけど。

『リーン開発の現場』第17章のコメント - 名古屋アジャイル勉強会

    • 17.2 リーンの概要
      • P.118 TPSとリーンの違いについて
        • 本書ではTPSとリーンは同義として書かれているが、コメントにも書いたけど突き詰めると同義ではない。
      • P.119 ムダをなくす
        • TPSの7つのムダについて紹介されていないのは残念。結構重要だと思うんですけどね。
      • P.120 たゆまぬ学び
    • 17.3 スクラムの概要
      • P.121 PO
        • POの役割は重要。そして基本的にPOは一人というのも仕様がぶれないようにする点で意味を持つ。
      • 参考資料の紹介
        • The New New Product Development Gameは紹介しているのに、Scrum Primerなどのスクラム自体の参考資料は紹介されていない。
      • スクラムの3本柱
        1. 検査
        2. 適応
        3. 透明性
      • この場に認定スクラムマスターが二名いたのにすぐに思い出せなかった。ヤバい。
    • 17.4 XPの概要
      • オンサイト顧客≒POってのはあまり意識した事なかったな。顧客が常駐するのが難しいから、代弁者としてのPOってのは理解できる。
      • P.124 XPとスクラムの対応図
        • XP入門の初版のプラクティスベースで書かれているようだけども・・・
        • 突っ込みどころが多い。
    • 17.5 カンバンの概要
      • P.126 この図は分かりやすい(会場意見)。自分はあまりそうは思わなかったですが。
        • 昨年のXP祭り2013でもコレをひたすらやっていた。

『リーン開発の現場』第18章のコメント - 名古屋アジャイル勉強会

    • C/C++で自動化する場合、Makefileが書けないと難しい。
      • 最近はEclipse+CDTなど、Makefileを書かなくても開発できる環境が増えたので書けない人は多い。

『リーン開発の現場』第19章のコメント - 名古屋アジャイル勉強会

    • チーム内でのマンネリを解消する為にも、重要な機能の見積もりについてはファシリテーターが敢えて低い作業量を提示して、議論を発生させるなどのテコ入れは有効。

本書を読んでの感想など

内容としては冒頭にも説明があった通り、KANBANを使ったとある開発プロジェクトの紹介という感じ。これを元に実践するのはちょっと難しい部分もあるかなぁ。

次の読書会

来月はAEP本を一回で取り扱う形になりそう。その次はFearless Change。