ScrumBooCamp in 名古屋に参加
参加しました。
Scrum Boot Camp in 名古屋
http://atnd.org/events/27481
スクラム概要(Part1) by [twitter:@miholovesq]さん
スクラムについて簡単な説明の後、紙飛行機を作成して飛ばすスプリント体験ワークショップ
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- コピー用紙を四つ切りにする
- 紙飛行機を折る
- 紙飛行機を飛ばして3m飛んだらテストOK
- 上記に加えて、幾つかの制約
チーム毎に作戦を練って、スプリント毎に計画〜実行〜ふりかえりをやるのを4スプリント実施して、飛んだ紙飛行機の数を競いました。ワークショップの結果について各チームでふりかえりした結果を共有。
- 感想等
ペーパータワーに比べると紙飛行機ワークショップはスプリント毎のカイゼンを意識した流れになりますね。
ただ、紙飛行機だとひたすらライン作業で同じものを作り出す製造業的なワークショップとなるので、ソフトウェア開発では毎回同じものを作る事はない(コピーすれば良い)ので、その辺についての説明は必要かも知れませんね。
ワークショップは面白かったけど、スプリントの意識を持って対応するのは難しいような。4回戦というのを見せてしまうのも良くない気がした。アジャイル開発においては、いつ打ち切られても良いように成果物を作るというのを意識できたら面白いな。何か考えてみたい。
そもそも自分のいたスタッフチームは人数的に他チームよりも2人多かったのに結果が出せなかった件についてはスタッフミーティングでちゃんとふりかえりしないと・・・。
昼食
スタッフで用意した弁当を会場で皆さんと食べました。
スクラム概要(Part2) by [twitter:@miholovesq]さん
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- スクラムガイド等で語られている事はスクラムの内の50%
- 残りの50%はスクラムを実践する中で理解していく。
- スクラムの3本柱
- 透明性
- 検査
- 適応
- スクラムの構成
- スプリント
- タイムボックス(作業期間の固定化)により
- 開発のリズムができる
- 作業量の予測性が高まる
- タイムボックス(作業期間の固定化)により
- スプリント計画ミーティング
- 第一部
- What:何をするかを決める
- 予測はコミットメントではない
- 第二部
- How:どうやってやるかを決める
- 第一部
- バックロググルーミング
- スプリント中の任意のタイミングで行う。
- ロール
- プロダクトオーナー
- プロダクトのビジョン、ゴール設定。顧客との調整。
- 開発チーム
- 自己組織化により開発を行う。
- スクラムマスター
- スクラム開発が正しく行われているか見守る。
- サーバントリーダーシップ
- スチュワードシップ
- これはどのような事か質問があったけど回答出来ていなかった。
- 3R政策(METI/経済産業省)
- アジャイル開発では、最終的な成果物の届け先となる顧客に対して、より良い・より素晴らしいものと届けようとする考えの事か?
- やる事
- チームの作業場所確保
- プロダクトオーナーの教育
- スプリント中止の儀
- スクラムチーム全員が床に寝転んで足をバタバタさせるのを15分程やる。
- スクラムではチームとして多能で有れば良い。
- スクラム開発が正しく行われているか見守る。
- プロダクトオーナー
- プロダクトバックログ
- プロダクトオーナーがやりたい事のリスト
- プランニングポーカー等を使って相対見積
- ユーザーストーリー
- INVEST(頭文字を取って)
- Independent
- Negotiable
- Valuable
- Estimatable
- Sized Right
- Testable
- End to End(機能縦断的)での確認。
- INVEST(頭文字を取って)
- スプリントバックログ
- チームの見積
- 理想時間での見積
- リリース可能になったもの
- 障害リスト
- 必須ではない
- スクラムガイド等で語られている事はスクラムの内の50%
プロダクトバックログ作成ワークショップ by [twitter:@Imagire]さん
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- 優先度と優先順位は異なるもの
- 優先順位の場合は、重複はない。
- 優先順位の決め方として、狩野モデル(かのうモデル)がある。
- プロダクトバックログは優先順位順に1列に並べる
- 独立性
- 作業順序に依存しない
- ○:POSで現金決済とクレカ決済の2つのストーリーに分ける
- ×:POSで決済処理、現金決済とクレカ決済の3つのストーリーに分ける
- 作業順序に依存しない
- プロダクトオーナーを入れて実施する
- 優先度と優先順位は異なるもの
- 感想等
ユーザーストーリーについては逆に分からなくなった・・・。ムズ、カッシイ。
認定スクラムマスターの方と一緒にワークショップをやりましたが、自分が慣れていないのもあるけどうまくいかなかった。
星取表ワークショップ by [twitter:@haradakiro]さん
時間が押してしまい、かなりのショートカット。
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- 多能工星取表
- http://www.lean-manufacturing-japan.jp/jit/cat245/post-252.html
- 5段階で開発スキルを分類。
- ☆:人に教える事が出来る
- ◎:その技術に詳しい
- ○:1人で出来る
- △:補助があれば出来る
- ・:機会があれば習得したい
- チームの弱点のシェアを行う為のもの。
- 多能工星取表
懇親会(於:Scrum Boot Camp in 名古屋 懇親会 : ATND)
特にあまり人と喋らなかったな。いつもの事だけど。あれだけの人がいると何か話づらいし、疲れてたので帰ってさっさと寝たいなーとか考えてた。
まあ色々と話を聞いていて、ちょっと感じたのはアジャイル開発実践者の方のお話はなんか違うなと。
そう言えば、東京・大阪のScrumBCはキャンセル待ち状態ですが、今回の集客については、関東からの参加組の方にご意見を頂いて名古屋の人の求めているものを提供出来ていないのではないか?という話があった。その求めているものが何なのかは分からないけどもという話で。まあ自分もKPTでは参加者の本音が出ない気がしていて、スタッフがやりたい事をやっていて参加者が求めるものを提供できているか確認出来ないなとは思っていたり。
あとKOMの人とは意外な出会いがあった。
そいうえば来月静岡大でCoderetreat*1をやるらしい。
あとこの話題も出てた。
帰りに地下鉄に乗ったらばったり職場の人と出会ってしまった。イベントのゴミとか持っていたので何コレ?とか聞かれて面倒だった。
参加しての感想等
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- スクラムについては色々と理解が深まった。
- 概要説明の部分は説明が必要なのは分かりますが、もう少し工夫をしないと、眠気が止まらない。
- 構成的にスクラムの4つのイベントとかで誰が何をするって部分が曖昧だった気が。それでスクラム実践しましょう!ってのはちょっと無理がある気がした。
- スクラムでちょっと疑問に思っていた、まずはスクラムのプロセスを忠実にやりましょう。というのがちょと理解できた。まだ人に説明できるレベルではありませんが。
- それをイベントの最後でつい質問してしまい、締めの前に変な空気になってしまった。
- 個人的には、DirectXでの開発していた人間なので[twitter:@Imagire]さんにお会い出来たのはとても嬉しかった。殆ど会話は出来ませんでしたけどw
スタッフ的に
- Keep
- 結局スタッフ参加組も普通に1参加者として参加できた
- 去年の11月末からコツコツと準備していてやっと終わった!という感じ。
- 告知
- 受付やっていたけど領収書を希望される方がいなかった。告知していなかったから?
- ATNDのメッセージ機能でリマインダ送信の実施
- 弁当
- 会場
- 今週、Scrum入門読書会、第42回勉強会とイベントやったけど、ScrumBCにうまく繋がって良かったと思う。
- でも多分、今週色々と盛り込んだせいで、名古屋アジャイル勉強会のスタッフはお疲れ気味だったかも?イベント運営的にはあまり良くない感じだったかも。
- Problem
- 準備
- 告知
- 会場
- イベントのゴミ分別をちゃんとお願いすべきだった
- 会場の自販機や喫煙所の場所等の事前確認漏れ
- 弁当
- 配達の時間は曖昧にしてしまっていたのでちゃんと伝えるべきだった。
- 弁当が余るはずないのに余った。というかまず先に弁当を取りに来て貰って不足がないか確認出来るようにした方が良かった。
- Try
これで5つ並行でイベント準備が進んでいたウチの3つが終わった・・・。