第10回コンピュータビジョン勉強会@関東(番外編) に参加
ちょっとお仕事でもOpenCVを使いたいなという事で行ってきました。
第10回コンピュータビジョン勉強会@関東(番外編)
http://atnd.org/events/12245
- 日時:2011年03月05日(土) 13:00〜
- 場所:慶応大学矢上キャンパス (東急東横線 日吉駅)
- Ustream:http://www.ustream.tv/channel/learncv
- 公式Twitterタグ:#cvsaisentan
当日のつぶやきまとめ
開会
[twitter:@takmin]さんによりご挨拶。
[twitter:@cpp_akira]さんに、今度のBoost.勉強会@名古屋でスピーカーをお願いしている[twitter:@miyabiarts]さんをご紹介。今回の目的の半分位はコレだった。
リリース動向とOpenCV Groups by [twitter:@ms_wiki]さん
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- OpenCVのリリース動向
- v2.3.0は2011年5月リリース予定
- 元々のベースはIntel Image Processing Library。
- 現在はWillow Garage社によって管理されている
- RELEASE
- SVN版のススメ
- https://code.ros.org/svn/opencv/, https://code.ros.org/gf/project/opencv/scmsvn/
- OpenCVMeetingNotes/Minuts等の情報はTwitter/RSSで確認可能。
- Yahoo Groups!
- http://tech.groups.yahoo.com/group/OpenCV/
- Open Polls(投票機能)があり、色々使われている
- 最新情報や情報共有として本家MLを読むべし
- GIYS(Google It Your Self)
- http://tech.groups.yahoo.com/group/OpenCV/
- 質疑応答
- OpenCVのリリース動向
3DTimeline表示
http://www.beedocs.com/index.php
- 感想
へー。リリース版がStable版かと思っていたらそうではないんですねぇ。知りませんでした。
画像/行列の扱い方 by [twitter:@tomoaki_teshima]さん
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- ウェブサイト:http://tessy.org/wiki/
OpenCVにおいて、3つの画像へのアクセス方法があり、IplImage,CvMat, cv::Matそれぞれのインターフェースについての解説やそれぞれの相互変換関数や注意事項等のまとめ。
OpenCV2.0からは、C++インターフェースが追加されたり、Intel ThreadingBuildingBlocksが利用されるようになったりと色々と変更が入っている。
- 感想
まあ基本はC++インターフェースを使いましょうという事ですね。
OpenCVの1/500 by [twitter:@idojun]さん
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- ウェブサイト:http://opencv.jp
- 発表資料:http://goo.gl/CFUaQ(cv_10th.pdf)(要https://groups.google.com/group/cvim_tutorialへの加入)
500以上あるOpenCVの関数の内のテンプレートマッチングについての解説。
- 感想
ちょっと仕事でテンプレートマッチングを使うので非常に勉強になりました。
物体検出徹底解説! by [twitter:@takmin]さん
OpenCVで一番有名な機能といえば顔認識機能!という事で、wikipedia:顔ちぇきの開発に携わったお話だったり、顔認識する為の機械学習の解説。
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- 基本原理
- 学習フェーズ => 認識フェーズ
- 機械学習
- AdaBoost
- 弱い識別機を並べて強い識別機を作成する機械学習
- http://vimeo.com/12774628
- AdaBoost
- コンピュータビジョン最先端ガイド2 [CVIMチュートリアルシリーズ]のサンプル
- 基本原理
- 感想
機械学習は面倒そうですねぇ。
便利マクロ解説+OpenCV on iOS by [twitter:@dandelion1124]さん
iOS上でOpenCVを利用する為の情報と、OpenCVで提供されている便利なマクロについての紹介。
- 感想
Objective-C++でのパフォーマンスについては色々と物議を醸していたw
OpenCVを用いた一般物体認識 by [twitter:@miyabiarts]さん
画像ファイル自体をキーとして画像カテゴリ分類するシステムを作るには何をする必要があるかという事で、画像の判定方法や機械学習方法について、サンプルコードを交えて解説。
- 感想
基本、第4回 名古屋CV・PRML勉強会での発表内容と内容は似通っていた。
あと、OpenCVの機械学習ではdouble型を使うと落ちるらしい。float型前提でライブラリが実装されている模様。
calib3dモジュールで3次元再構築 by [twitter:@fukushima1981]さん
自由視点映像を生成する為に、キャリブレーション処理、画像の平行化、ステレオマッチングといった処理についての解説。
このカメラを使っていた模様。
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- メディア: Personal Computers
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- 感想
一体何の話だろうと聞いていたら、要はKinectがやっている事をKinectを使わずにやったらどうなるのかという解説だった。
懇親会
翌日は出勤の予定が入ったのでパス。
参加しての感想
OpenCVをあまり知らない人向けのセッションも多く、自分にとても合った内容の勉強会で現地まで行った甲斐がありました。色々仕事にも生かせそうです。