桜、抹茶、白、日記

名古屋市在住のC++使いのcoderの日記だったもの。

Agile Tour Osaka 2014 に参加

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東京で遊ぶつもりでしたが、参加者が少ない感じだったのと、自分のパタンの理解が足りていないので参加してきました。

Agile Tour Osaka 2014
http://kokucheese.com/event/index/215376/

開会

24人位が参加。

パタン・ランゲージによるデザイン入門 by 懸田さん([twitter:@kkd])

    • パタンとの出会い
      • 告知ページにある通り、中埜さんとの出会いがきっかけ。
    • ワークショップ
      1. 導入
        • ミッション
          • A氏に健康で幸せな生活を送らせるには
        • A氏の現状から残すべきものを判断
          • 40歳。体年齢は48歳。
          • 以前は自転車通勤していたが、現在は引っ越した為電車通勤。
          • ビール好き。お酒を飲んだ後はラーメンが食べたくなる。
          • 様々なダイエットにチャレンジするも、リバウンド。
          • 子供との時間を大切にしており、週末は子供と過ごす。
          • 平日は勉強会を主催したり、参加したりしている。勉強会後のビールが好き。
        • 4名1組のグループ作成
        • 見知った方々で濃い面子が集まりました。
        • 解決策を考える
        • Pattern Canvas
          • フォースはCONTEXTである。
          • フォースは制約である。これを解決しようとすると別な制約が発生する。
      2. ワーク1:A氏が幸せであり続ける為に残すべきものを考える
        • 以下の進め方で、状況を踏まえて、自身の成功体験や仮説などから解決策を考え、名前付けを行いました。
          1. 「状況、残したい部分=コンテキスト」から
          2. 「解決したい力=フォース」を考え
          3. 「解決案」を考え
          4. どのような「結果」をもたらすか
          5. その解決策に「名前」を付ける
      3. ワーク2:解決策を分類する
        • パタンは大・中・小に分類される
          • 大:環境、場所、
          • 中:行動、習慣
          • 小:道具、ツールなど
        • 大中小のスケールをバランス良く組み合わせる事が重要
      4. ワーク3:解決策を選ぶ
        • 残すべきものとして幾つか出したものから、一番効果のありそうなものを選ぶ。
        • そして、選んだ解決策を効果的にするスケールの解決策を選ぶ・考える
      5. ワーク4:絵日記を描く
        • 絵日記=パタン・ランゲージ
        • 選んだ解決策を実施しているAさんを絵日記で表現する。
      • まとめ
        • 基本方針を決める=パタンを決める
        • 具体的なプロジェクト=プロジェクト・ランゲージ
          • 場に適した戦略を実行する
        • 構造保全変容 from 生命の現象
          • 今の構造を守りながら、少しずつ変えていく。
        • 感情をモノサシにする
          • とても大事なこと!
          • 心に聞いてみる
          • 無名の質(QWAN)
        • センター
          • 何を中心に考えるか。コンテキスト重要。

ワークでは、パタンをどのように作っていくのかを体験できて、パタンの本質を理解できてとても良かった。
あとパタンにはスケールがあるというのは、デザインパターンなどからは見えていなくて、なるほどと思った。

テスト自動化の知見をパターン言語でまとめてみた by Posauneさん([twitter:@posaune])

ちょっと早口だったな。講演30分+質疑応答20分。

パタンについてのディスカッション

午前中のパタン探し散策 by 小林さん

SEA関西の世話人の方が、散策の参加者代表で写真の紹介。

    • 水場が重要
パタンについてのディスカッション by [twitter:@yasuohosotani]さん、[twitter:@haradakiro]さん
    • パタンはコンテキスト毎に横のパタンである。
      • デザパタ、組織パターンなどの、横のパターンを縦にどのように組み合わせるのかのパタンがあり。実はこれが重要。
    • パタンはソリューションカタログではない。
    • Agileとパタンは親和性高い
    • Agile Practiceは、解決すべき問題や背景があり、また場に合わせてその組み合わせて方を考えるものであるとすると、これはパタンとして考えて良い?

閉会

閉会の挨拶して、集合写真撮って、会場の原状復帰して、撤収。

懇親会(於:だんらん処 一 - 伊丹(阪急)/居酒屋 [食べログ])

9名が参加。懇親会会場への移動中にこくちーずはSNS拡散微妙という話題に。
[twitter:@kkd]さん、[twitter:@haradakiro]さんとお話してました。大体マラソンや山登りなどの話題が中心でちょっとついて行けなかったけどもw TPSコーチの守破離だったり、なぜなぜ5回はなぜ5回なのかとか、[twitter:@haradakiro]さんのTPSの話はいつ聞いても興味深いです。
[twitter:@yasuohosotani]さんとは、優先順位付けについて疑問点を質問したり、DSLベースのフレームワーク*1について話を伺ったりしました。
自分の眠気が限界なのとそろそろ新幹線の終電近かったのでお開きに。[twitter:@kkd]さん、[twitter:@haradakiro]さんと熱い握手を交わして離脱しました。

参加しての感想等

今回の勉強会は、今週仕事でヘマしてばかりでやさぐれてしまった心に色々と刺激を与えてくれるものでしたね。