桜、抹茶、白、日記

名古屋市在住のC++使いのcoderの日記だったもの。

拡張パーティションでハマりかけた話

d:id:youandi:20131106:p1
仮想環境だと複数人で作業するのに向かないので、物理PCにトリプルブートで3つのLinuxディストリビューションを起動する環境を昨日作っていたのですが、ちょっとハマった。


まず前提として、HDDのパーティション構成として以下を満たす必要があります。

    1. 拡張パーティションは最大1つまで作成可能
    2. 基本パーティションと拡張パーティションは合わせて最大4つまで作成可能
    3. 拡張パーティション内には論理パーティションを無制限に作成可能


元々デュアルブートで2つのLinuxディストリビューションが起動出来るようになっていましたが、今回も一つLinuxディストリビューションを追加して、トリプルブート環境を作りました。


最初に試したパーティション構成

パーティション バイス ファイルシステム 用途
基本パーティション /dev/sda1 ext2 CentOS 5の/boot
基本パーティション /dev/sda2 LVM2 CentOS 5の/, swap
拡張パーティション /dev/sda4 - -
論理パーティション /dev/sda5 swap -
論理パーティション /dev/sda6 ext2 Ubuntu 12.04LTSの/boot
論理パーティション /dev/sda7 ext2 Ubuntu 12.04LTSの/

/dev/sda3はどこ行った?って感じになっていて、いざGRUB1を/dev/sda6にインストールしようとすると、エラーが発生してインストールが先に進めなくなった。


うまくいったパーティション構成

パーティション バイス ファイルシステム 用途
基本パーティション /dev/sda1 ext2 CentOS 5の/boot
基本パーティション /dev/sda2 LVM2 CentOS 5の/, swap
基本パーティション /dev/sda3 swap -
拡張パーティション /dev/sda4 - -
論理パーティション /dev/sda5 ext2 Ubuntu 12.04LTSの/boot
論理パーティション /dev/sda6 LVM2 Ubuntu 12.04LTSの/
論理パーティション /dev/sda7 ext2 CentOS 6の/boot
論理パーティション /dev/sda8 LVM2 CentOS 6の/