桜、抹茶、白、日記

名古屋市在住のC++使いのcoderの日記だったもの。

XP寿司

全く書いていないブログに書こうかと思ったけど、書きづらいのでこちらで。

色々書いたけど、ちょっと整理します。


XPについては去年の資料がまあ網羅しているかなと。P.16とP.22あたりが肝かなと。

前提

自分のTweetでは、開発側も顧客も寿司屋の客のイメージでつぶやきました。でもよくよく考えるとちょっと違うなーと思ったので、以下のようにまとめてみます。

    • 開発側
      • 寿司屋
    • 顧客
      • 寿司屋の客

イテレーション

XPではイテレーション単位で作業します。イテレーションとはタイムボックス(固定期間)で作業を行っていくやり方です。期間を固定する事で、その期間の作業量をトラッキングする事で作業量の見積もりにも利用します。


寿司屋のイテレーションTweetと同じく、寿司を何貫か握った数にします。時間の単位ではないので作業量としてのメタファーはなしで。1イテレーション=1貫〜何貫なのか、それは開発側と顧客とでどの周期でフィードバックを貰うのか最初に決めます。

客の満足

もしかすると前回おいしかったのでと時季外れのネタを握りに入れろと顧客に言われて準備する必要があるかも知れません。(=レガシーシステム)


従来のやり方では、開発側は顧客が満足するであろうフルセットの上にぎり10貫を用意する為に、ネタの仕込みから寿司を握って盛りつけまでやります。顧客はお腹が空いていますが、盛り台に上にぎりが全て揃わないと食べられません。(一貫ずつ握って出してくれるお店もありますがここでは盛り台に盛りつけてから出すイメージで)それから顧客が食べたくもないネタが上にぎりには含まれているかも知れません。


XPの場合はイテレーションの単位で握った寿司が出てきます。顧客は上にぎりと比べて早く寿司を食べられます。そして前のイテレーションを踏まえて、旬なネタだったり好みのネタを次のイテレーションに向けて計画ゲームをして注文します。
またもしかすると顧客は、そもそも寿司は食べたくなかったと気がついたり、もうお腹がいっぱいになったり、予算がなくなってしまうかも知れません。そうなったらそこでお愛想です。

って、XPといいつつイテレーションについてしか書いてないや・・・。