桜、抹茶、白、日記

名古屋市在住のC++使いのcoderの日記だったもの。

第37回 名古屋アジャイル勉強会 に参加

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開催しました。

名古屋アジャイル勉強会 > 第37回勉強会「アジャイル・フィードバック! "ふりかえり"上手になる方法」
http://blogs.yahoo.co.jp/nagoya_agile_study_group/35464905.html

開会

今回は10名の方が参加。

ワークショップ

今回のワークショップは下記の本をベースにKPT(ケプト)を使わないふりかえりに着目したイベント。

アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き

アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き

4名と5名のテーブル2つに分かれて実施。

ふりかえりの説明

まずワークショップの前に、ふりかえりって何をするの?という説明。

  • ふりかえりの構成
    1. 場を設定する
    2. データを収集する
    3. イデアを出す
    4. 何をすべきかを決定する
    5. ふりかえりを終了する

今回のワークショップも上記の構成に沿って実施。

場を設定する
  • チェックイン

自己紹介で、名前とふりかえりに望む事を一言。

  • チームの約束

ふりかえりの場での約束事をテーブル内で幾つか挙げる。

    • 自分のテーブル

以下のものが挙がった。

    1. ふりかえりの場で責任追及をしない。問題の解決を行う。
    2. 些細な事でも包み隠さず報告する
    3. ・・・
データを収集する
  • タイムライン

この1ヶ月で起こった事を思い出して書き出す。

    1. ピンクの付箋には、良かった事・嬉しかった事を書く
    2. ブルーの付箋には、悲しかった事・つまらなかった事を書く
    3. 書いた付箋は時系列に並べる
    • 自分のテーブル

残業に関するものは多かった、逆に定時退社できたと言う話も出ていた。
あと、デートしたとかリア充臭のするものも多かったw

イデアを出す
  • ドットによる優先順位付け

先のタイムラインで挙がった出来事について、話し合いをしたいものについて、1人辺り3つドットシールを貼っていく。

    • 自分のテーブル

以下のものが人気があった

    1. 社内の技術勉強会でワールドカフェ開催
    2. 奥さんの作ったパエリアが美味しかった
  • 5つのなぜ

なぜ?を5回繰り返す(なぜに対する回答に更になぜで繋げていく)事で、習慣的な考えを突破する
優先順位の高いものについて、なぜを繰り返しました。

    • 自分のテーブル

上記で挙げたものの実施結果

    1. 社内の技術勉強会でワールドカフェ開催
      • 社内の人達が歯車的に作業しているから。自己組織的に活動していない。
    2. 奥さんの作ったパエリアが美味しかった
      • 専業主婦だから。に行き着いた

質より量で意見を出し合う。

    • 自分のテーブル

社内の技術勉強会でワールドカフェ開催について、ブレスト実施。

    1. 美人を呼ぶ
      • 美人に限らず社内の著名人を呼んで集客効果を期待
    2. 新人を呼ぶ
      • メンターの人も必然的に参加するので参加者数増加に繋がる
    3. 開催報告を行い情報共有する
    4. 賞金を出す
    5. 拍手されるのって嬉しい
  • ドットによる優先順位付け

先に挙げたものがシールが多かった。

何をすべきかを決定する
  • 計画ゲーム

「実行をイメージしやすいものは行動に移しやすい」を念頭に置いて、ブレストで出た意見について具体的に実行に移す為の計画を作成。

    • 自分のテーブル

計画

    1. 美人を呼ぶ
      • 部長クラスの人に登壇依頼する
    2. 新人を呼ぶ
      • やってみる
    3. 開催報告を行い情報共有する
      • 社内HPにリンク追加
ふりかえりを終了する
  • 感謝

感謝の言葉を伝え合う。

閉会

イベントのふりかえりのKPTをやって、写真撮影、寄せ書き書いて終了。

次回は、11月25日(金)に開催予定です。

懇親会

お金がないのと、明日の準備があるので不参加

参加しての感想等

アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引きって去年アジャイル開発について学び始めた時に立ち読みして、使えないなーとか思っていたけど、改めて見てみると、結構良い事が書いてあるなぁと、考えを改める良い機会となりました。
また今回のワークショップを通じて、問題解決のプロセスが垣間見られた(問題提起〜解決策の提起)のはとても面白かった。