桜、抹茶、白、日記

名古屋市在住のC++使いのcoderの日記だったもの。

ファシリテーションフォーラム2010 一日目に参加

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行ってきました。

特定非営利活動法人 日本ファシリテーション協会 ファシリテーションフォーラム2010
https://www.faj.or.jp/modules/contents/index.php?cat_id=80

当日寝坊しましたorz 9時29分の電車に乗らないと遅刻なのですが、9時過ぎに目が覚めました・・・。まあ何とか間に合いましたが疲れました。

基調講演 ファシリテーションが社会に和を奏でる

今回のテーマ「人と人との和を奏でる〜より質の高い話し合いとチームづくりに向けて〜」にちなんで、「和」に関するファシリテーション

  • 第1部

まずは、座席の近くの2人1組で1分間で自己紹介。
次に1秒間だけプロジェクタに複数の図形を写し出し、どんな図形があったかを同じペアで話し合いました。それから矢印の図形が幾つあったかまた同じペアで話し合いました。最後に答え合わせで最初に表示した図形を表示。これにより、ある物事について何らかの意識を持っている事で、結果が変わるという事を体験。

  • 第2部/第3部

「和」という字が含まれる言葉について色々と話を伺いました。

    • 合気道の「対すれば相和す」
    • 「和」を英語にすると?
    • 「和」と反対の言葉は?
      • 静、洋・・・
      • 対立概念を考える事で、元の概念が際立つ事もある。
    • 海外と日本のファシリテーションの違い
      • リズム感が違う

途中であった話で良いなと思ったのは、「リーダー」には「リード線」の役割もあるという話。チーム内のコミュニケーションの回路を繋ぐ事も必要であると。
また3人1組ペアで「和」に関する話し合いを2回程行いました。

    • 「和」のイメージ
    • これからの「和」

パネリストの方が客先を廻って色々と話し合いの内容について質問していたのですが、そこで「和」に関する言葉で「違和感」というのが出てきて、自分にはその言葉が一番当てはまった。

実践で使ってみよう ファシリテーションの道具

  • 前半のワークショップ

まずは駄目なパターンの実践という事で、小学校の学級会というシチュエーションで、学芸会の出し物を決めました。時間は40分間程あったのですが、ミュージカルをやる事になり幾つか出た候補を絞り込む所で時間切れ。

左隣の人がずっとガムをくちゃくちゃ食べていて、非常にウザかった。

  • 後半のワークショップ

身長順に並んで、1〜6の数字を点呼してその番号の人達でチーム分けして6チーム。前半の続きをチーム毎に行い、最後にプレゼンする事に。
今回は、以下の事を予め決めた上で進めるよう指示がありました。

    • チーム名
    • ファシリテーター、グラフィッカー、タイムキーパー
    • グランドルール
    • 時間配分
    • 「B紙(模造紙)」「プロッキー」「付箋」「養生テープ」等の道具を使う。

自分の役回りはプレゼン担当に。皆で意見を出し、意見は即座に付箋でB紙に貼り出し。
自分のチームではまず、前半の振り返りをして、演目を決めたりしました。結果としては時間内にきっちり収まり、プレゼンもうまくいったかな多分。


悪いパターンをやって、反省点を理解した上で良いパターンをやるという、suc3rumとかでもやった手法ですね。

参加しての感想

参加しようと思ったきっかけは、初対面な人と話すのが苦手で、いつも懇親会とかでぼっちになってしまうのを多少改善するきっかけにならないかなと。仕事の話とかある程度見知った人とはまあ大丈夫なんですけど。
基調講演は違和感。もともと自己啓発とかライフハックとかいうのが好きじゃない。意識改革の話はちょっと精神論的な話に感じてしまった。
セッションの方も、ファシリテーションを学んでいる人達が集まってのワークショップでも苦労があるのに、現場で自分一人頑張れるのか不安になった。