PMIJ中部 8月度定例会 に参加
スタッフの方にアジャイル開発系の人も参加してね!と煽られたので参加してきました。
PMIJ中部 8月度定例会
http://kokucheese.com/event/index/106839/
会場の場所を勘違いしていてちょっと迷ってしまったw
開会
12名位が参加。
プロジェクトの振り返りワークショップ by 水野さん
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- 今回の内容は以下の資料のまんまかな
振り返りについて
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- まずは振り返りの定義について。
- 基本は改善の為のもの。
- 以下の資料から今回の発想を得た
- 「KPT」と「なぜなぜ分析」を応用したKWS 振り返りの研究報告
- KWS 振り返りで得られた知識と知恵を、組織的に活用する仕組みの研究
- KWS振り返り = KPT + Why(なぜなぜ分析) + Solution対策 って事らしい。
- 参加者の振り返り実施状況の共有
- ふりかえりを実施しているが形骸化していて改善に繋がらない
- ふりかえりを実施しているが品質に関わるもののみでプロセス改善は行っていない
- ふりかえりを実施しているがプロジェクト内のみで、組織的に横展開はされていない
- ふりかえりを実施していない
- まずは振り返りの定義について。
GUNS紹介
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- KWSに着想を得て、今回GUNSという仕組みを考えて実施中。
- GUNS = HAZOP GUide words + Nazenaze + SWOR
- HAZOPガイドワード
- 事故の未然防止の為に、設計意図からのズレを洗い出す為の指標
- 振り返り項目を洗い出すヒントに用いる
- なぜなぜ分析
- 振り返り項目を分析するのに用いる
- SWOR分析
- アセスメントの診断方法
- 振り返り結果の書式として用いる
- HAZOPガイドワード
- GUNS = HAZOP GUide words + Nazenaze + SWOR
- GUNSの目的
- 振り返りで出た問題項目について漏れなく改善に繋げる
- 振り返りの場で声の大きい人のみが話をして終わってしまい、新人に発言の場がないのを改善する
- GUNSのワークフロー
- 個々人の担当がなぜなぜ分析シートとSWOR分析シートで振り返りを実施
- 良かった点、悪かった点を必ず書く。
- PMと個々人とで振り返り結果について粒度等を調整する
- 分析シートが一通り揃ったらプロジェクトメンバー全員で振り返り会を実施
- 新人から分析結果について発表する
- 個々人の担当がなぜなぜ分析シートとSWOR分析シートで振り返りを実施
- GUNSの実施結果
- プロジェクトの工数に対して3〜9%がこのGUNSの実施に掛かってしまっている。
- 新人の発言の場がなかったのが、新人が自発的に行動するようになったりもした
- KWSに着想を得て、今回GUNSという仕組みを考えて実施中。
ワークショップ
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- 各自の経験したプロジェクトからGUNSを30分間で実施。
- GUNSの結果発表とGUNSを実施してみての感想を共有。
- なぜなぜ分析は重い、難しい
- HAZOPガイドワードがあると、分析しやすい/分析し辛い
- SWOR分析シートのリスク分析の部分に何を書くのか分からない。なぜなぜ分析で既にリスク分析しているのでは?
閉会
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- PMIJ中部についての連絡事項
- 何も説明なしに話をしていたので何のことかさっぱり
- 次回定例会の案内
- 次回分科会の案内
- 参加者数がふるわないので9/20日程変更予定。
- PMIJ中部についての連絡事項
参加しての感想等
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- ワークショップについて
- 自己紹介は別にちゃんとやった方が良いかなぁ。
- 参加者の振り返り実施状況の共有は各自で紙に書き出して発表した方が良かったのではないか。ボーッと話を聞いているだけでは眠たくなる。
- GUNSについて
- 参加者の振り返り実施状況の話はとても勉強になった。これを拾い上げればあるべき振り返りの形になると思う。
- 振り返りをやっていない
- 軽いプロセスで実施できるものを目指す
- 品質に関わるもののみでプロセス改善は行っていない, 形骸化
- 振り返りの本質を理解していない
- 組織内の横展開、共有
- 話の流れ的にGUNSは横展開前提のような気がするが、その共有方法については説明がなかった。
- SWOR分析を利用するとして、それをどう共有するのか?
- 振り返りをやっていない
- 振り返りの本質を見誤っている気がする
- なぜなぜ分析の使い方
- チームメンバーばかりに振り返りでやることを押しつけて、PMがやるのは個々人の分析シートのチェックのみ。
- 行程毎にやるかどうかは別として、PMがプロジェクトのマイルストーンなりプロジェクトのイベントを先にまとめておいて、そのタイムラインに沿って振り返るようにしないとそりゃ意見が出ませんわ。そういう振り返りのお作法を定義しないと。
- 参加者の振り返り実施状況の話はとても勉強になった。これを拾い上げればあるべき振り返りの形になると思う。
- ワークショップについて