桜、抹茶、白、日記

名古屋市在住のC++使いのcoderの日記だったもの。

第21回 名古屋CV・PRML勉強会 に参加

d:id:youandi:20111217:p3
一年振り、後任のお魚さん([twitter:@sakanazensen])体制になってからは初参加しました。

第21回 名古屋CV・PRML勉強会
http://partake.in/events/fdb891c5-bf03-464e-9b30-8f83cc4e05de

    • 日時:2012年11月17日(土) 13:30〜17:00
    • 場所:中部大学 名古屋キャンパス
    • つぶやきまとめ:http://togetter.com/li/409532

開会

学生さん中心に40名が参加。
スタンプは30個目。コミュニティスタンプは8個目。名古屋のコミュニティは全制覇。

サーベイ報告】統計的学習手法による人検出 by 山内さん・中部大学 藤吉先生([twitter:@hf149])

    • 概要
      • 人検出=物体検出
    • 人検出 - 人らしさを捉える
      • 勾配に基づく特徴検出 - 2004年以降が中心
        • EOH
        • Edglet
        • LBP
        • HOG
      • 色情報に基づく特徴検出
        • ICF
        • Color Self Similarity(CSS)
      • 動きに基づく特徴検出
        • 空間変化と捉える - 固定カメラ
        • 時間的変化を捉える
          • モーションフィルタ(Haar-like)
          • Histgram of flow(HOF)
        • 時空的変化を捉える
          • SFPatch
      • 距離に基づく特徴検出
    • 人構造を捉える
      • 共起表現
      • 統計学習を用いる手法
        • CoHOG
      • 統計学習を用いない手法
        • Shapelet
        • JointHOG
    • 識別手法
      • 向きの変化
        • 向きのラベルを必要とする手法
          • ルータにより顔の回転角を推定
          • Vector Boosting
        • 向きのラベルを必要としない手法
          • ???
          • Cluster Boosted Tree(CVT)
      • 姿勢の変化
        • パーツの位置関係を捉える
        • パーツの定義方法
          • ルールベース
          • 画像の位置
          • 特徴点ベース
          • 統計的アプローチ
        • 識別器によるパーツの統合
          • Adaptive Combination of Classifer(ACC)
          • Multiple Instance Learning(MIL)
        • 投票処理によるパーツの統合
          • Implicit Shape Model(ISM)
          • Hough Forests
    • 人領域の隠れに対応した手法
      • 視点の変化に対応
    • 実用化に向けて
    • 実用化の例
    • データベースと評価
      • INRIA Person Dataset(2006年)
      • Caltech Pedestrian Database(2009年)
    • 評価指標
      • FPPW(MissRate VS False Positive Per Window)
      • FPPI
    • 最近の動向
      • CVPR2012
        • 関連技術は5件
      • 社会情勢
        • EURO NCAP
          • 論文発表から10年余りで車業界の標準になっている。

初めてのグラフカット by 広島大学 平川さん

コンピュータビジョン最先端ガイド1[CVIMチュートリアルシリーズ]

コンピュータビジョン最先端ガイド1[CVIMチュートリアルシリーズ]

  • 作者: 倉爪亮,石川博,加藤丈和,佐藤淳,三田雄志,八木康史,斎藤英雄
  • 出版社/メーカー: アドコム・メディア
  • 発売日: 2008/12/03
  • メディア: 単行本
  • 購入: 9人 クリック: 71回
  • この商品を含むブログ (11件) を見る

    • 本発表の趣旨
      • 難しい事は考えない
      • 難しい数式は使わない
      • 具体的なイメージを持つ
    • 書籍の内容を実装
    • グラフカット
      • イメージ復元
      • ステレオ
      • セグメンテーション
      • GrabCut
    • 最小切断問題(st-mincut)
    • グラフカットの適用例
      • セグメンテーション(対象の背景画像からの切り出し)
        • 重み付け
    • Rによる視覚化プログラムのデモ
    • まとめ
      • グラフの作り方、重みの付け方は自分次第

ACCV2012報告 by 岐阜聖徳大学 高橋さん

    • ACCV(Asian Conference On Computer Vision)
      • 2年に1回開催される国際会議
      • 1991年第0回、1993年第1回〜
      • 2012年は韓国のデジョンで開催。
    • 論文の採択率はかなり低くなってきている。
    • 日本からの論文提出は比率は多いもののあまり目立たない?

ICPR2012報告 by 玉木先生([twitter:@ttttamaki])

    • Preziって最近は実行ファイル版もある。
    • ICPR
      • 2年に1回開催される国際会議
      • 今年で21回目。筑波で開催された。
      • 2000人が参加するイベント。
      • セッションが並列して行われる為、過疎ってしまうセッションも多々有り。
    • レセプションは通常フルコースであるが、今回は対応できる会場がなかった為、立食形式だった。

閉会

特記事項なし。

懇親会

色々とタスクがたまっていたのでパス。

参加しての感想等

サーベイ論文のような手法まとめのセッションは色々と仕事で参考にするのに役立ちますねー。助かります。