桜、抹茶、白、日記

名古屋市在住のC++使いのcoderの日記だったもの。

名古屋アジャイル勉強会 分科会『リーン・スタートアップ』読書会 #5 に参加

d:id:youandi:20120919:p3
参加しました。

名古屋アジャイル勉強会 分科会『リーン・スタートアップ』読書会 #5
http://sites.google.com/site/nagoyaagile/Home/subcommittee/leanstartup/event05

IT勉強会スタンプラリー対応のイベントです。

IT勉強会スタンプラリー
http://it-stamp.jp/about

開会

3名が参加。

巻末の注のリンクを頑張ってタイピングしたのですが、結構役立った感じ。

分科会『リーン・スタートアップ』読書会 第05回:10/17(水) 19:00-21:00@千種(株式会社ニューキャスト 様) - 名古屋アジャイル勉強会

    • P.160 革新会計の機能 - 学びの中間目標3種
      • この3つが第7章の肝となる部分。
      • 中間目標であり、最終目標ではない。
    • P.161 ベースラインの設定
      • 成長モデル見出し、その成長モデルを測る指標を見つける事。モデル毎に指標は異なる。
      • その指標はその時点で値が低くなければ学びの意味が無い。
    • P.162 エンジンのチューニング
      • 指標をより良い値にする為の仮説の検証。
    • P.163 方向転換するか辛抱するか
      • 検証結果を受けての判断。詳細は第8章にて。
    • P.164 IMVUにおける革新会計
      • IMVUでは有料会員増加の為に、やみくもに製品改善を行っていた。結局その製品改善は従来の指標でも革新会計でもなんの効果ももたらさなかった。
    • P.165 製品を1日5ドルで改善していく
      • やみくもな製品改善の効果を、半年間毎日100人の新規顧客に対して計測した結果、なんの効果ももたらさなかった。
    • P.167 コホート分析
      • 累計ではなく、日毎の100人の新規顧客の行動分析。
    • P.170 最適化 VS 学習
      • P.171 「その根本的な問題は開発の能力やエネルギー、努力の不足ではない。必ずと言ってもいい。」
        • 議論:この後の一文「ビジネスの成果に変化がみられない」についてどういう事なのか質問があった。
          • 従来の指標だとトータルの会員数で見ると思う。退会者数も見ないことにはビジネスとしては儲かっているか判断できない。
          • 革新会計だとコホート分析にあるように日毎の新規有料会員数の比率のみで測る。この指標が良くなる事でビジネスとして成功に繋がる。
        • 議論:将来予測は従来手法でもやっている事では?
          • 革新会計の場合の違いについては説明できなかった。
    • P.172 学びの中間目標は「意味のない計画を鉄の規律で実行しているのかもしれない」状況に着目し、負のスパイラルを防止する」
      • 鉄の規律
        • 目的がはっきりせずに慣例的に行われている作業。
      • 負のスパイラル
        • 顧客に価値を提供しない無駄な作業を続けてしまう事。
      • 収益モデルや成長モデルを決めて、その仮説検証を無駄なく行っていく話かなと。
    • P.176 行動につながる評価基準 VS 虚栄の評価基準
      • 議論:アジャイル開発と学び
        • ここでの学びとはビジネス的な学び。アジャイル開発にはビジネス的な学びについては考慮はあまりない気がする。開発についての学びはありますが。チームとしてはアナリストがビジネス部分の役割を担っているかと思いますが。
    • P.184 コホートとスプリットテスト
      • P.182 アジャイル開発の例えは要らない。グロキットの例では指標を伸ばす為の手法を探るのにPOが決定するのではなく、最終的にはスプリットテストで探る形を取った。

閉会

次回は11/21頃に開催予定。