桜、抹茶、白、日記

名古屋市在住のC++使いのcoderの日記だったもの。

名古屋GeekBar アジャイル・ナイト に参加

参加しました。

名古屋Geek Bar
https://www.facebook.com/nagoyageekbar

オープン

20人位はいた感じ。

[twitter:@kuranuki]さん


プログラマを一生の仕事にするにはといったお話。

    • 自己紹介
      • 現在38歳。
    • 経歴
    • TIS入社
      • 入社して直ぐに会社がマネジメント中心に経営方針を転換
      • デスマプロジェクトに配属され挫折
      • チェンジビジョンの平鍋さんと出会い、XPを知る。
        • 社外の勉強会やコミュニティに参加するようになる
          • 社内だけだと脳のブレーキが掛かる
          • 発表すると色々な人にチヤホヤされる
    • エンジニアからマネージャへ
    • ガラパゴスなキャリア戦略
      • 自分を取り巻く環境も自分の価値となる
      • 正々堂々と社外活動を行った
    • 2005年
      • チームの解散
      • マネージャとしての挫折、転職を考える
      • マネージャからプログラマ
      • JavaRuby
    • ディフェンシブな開発
      • 守りの開発。バッファを設定しバッファが減らないように注意する。
      • SIビジネスの本質は保険屋
        • 最後まで開発を行ってくれる
        • 大手の会社に優位性
      • エンジニアから見たSIビジネス
        • 人月見積もりと成果の完成責任
        • プログラマの生産性が上がると売上は下がる
    • 社内システムをアジャイル開発で構築
    • 2007年の契機
      • 社内システムのOSS
      • 社長と対立。社長のOSSへの理解がなかった。その後の努力により理解者となり、物事が進めやすくなった。
      • 社長交代によるピンチ。アピールするチャンスを得て、うまくアピール出来た。その結果として社内ベンチャー
      • この辺の味方を取り込む流れはRPG的なゲーム感覚で行っていた。
    • 会社で新しい事を導入する
      • 上司へ提案するのではなく、相談の形を取ると反対されにくい。
      • 自身が肩書きを得る事によりショートカット可能
    • 意識
      1. 現状に疑問を持つ
      2. 常に準備をしておく
      3. ?
      4. ?
      5. ?
    • 「Point of Sales」から「Point of Use」へ
      • 製造業的な考え・行動から、サービス業へ。
    • 社内ベンチャーから独立
      • リーンソフトウェアビジネス
      • ライフスタイルカンパニー
        • 長く続く会社組織を目指す
    • ふりかえり
      • オーナーシップとスタートアップとビジネスモデルについて
      • http://www.sonicgarden.jp/category/concept/
      • ソフトウェアパートナーシップモデル
        • オーダーメイドの受託開発
          • 納品しない、派遣しない。
        • 顧問弁護士的な顧問ビジネス
          • 設計から運用まで同じエンジニアが担当する。
          • 営業がいらない。
      • 利用サービス
        • Pivotal Tracker
          • 顧客も見ているし、使って貰っている。
        • youRoom
        • github
          • プロジェクト毎に有料契約している。
        • heroku
        • Amazon Web Services
    • 運用中心のプロセスで考える
      • DevOps
    • ビジョン
      • 受託開発半分、自社開発(スタートアップ)半分。
        • 普通の会社だと、研究開発部門と業務部門が分かれていて齟齬が起きやすいが、そうならないように1人のエンジニアが受託も自社開発も半々で行う。
    • 経験値はどこに行くのか
      • 経験の学びの時間が足りない
    • プログラマをスターにしたい
      • 属人性はあって良い
      • 人を信頼する
    • 経営理念
    • 質疑応答
      • Q. youRoomとPivotal Trackerの連携はどのようになっているか
        • A. youRoomとPivotal Trackerの双方のWeb APIを実行するバッチを実行している。
      • Q. Pivotal Trackerのリリース管理機能は利用しているか
        • A. 利用している
      • Q. Pivotal Trackerのチケットの右端のチェックボックス的なものは何か?
        • A. 分からない。(Twitterで補足があって複数選択用の機能)
      • Q. 顧客とのやりとりにおいて役割分担はどのようなものか
        • A. お金に関するものはビジネスオーナー、プロジェクトに関するものはプロダクトオーナーと調整する。お願いしている事としては、プロダクトオーナーに決定権を与えて頂き、判断を持ち帰らせないようにして、その場で判断して頂くようにしている。
      • Q. TIS時代にやった事で今に繋がっている事はありますか?
        • A. アジャイル開発については、ボトムアップトップダウン、営業として顧客と直接やりとりしたりしてももうまくいかなかったりした。社内の場合、資金や時間的に色々な事が出来るのがメリット。
  • 感想等

ツールに関しては、ソニックガーデンのyouRoomは先日のアトラシアンユーザーミーティングで聞いた、アトラシアン社におけるHipChat的な位置づけかなと思った。アジャイル開発において重要視されるコミュニケーション部分はやはりチャットや非同期メッセージツールを利用することになりますね。

感じたのは、倉貫さんが無駄と思っている事について、それを排除する為に色々な取り組みをしているなと。無駄の排除自体がリーンそのものなので、その行動力には目を見張るものがありました。

実運用で使われているPivotal Trackerを見せていただきましたが、ストーリーポイントはフィボナッチ数ではなくて1〜の連番で運用されていた。

[twitter:@quindim]さん


JoJo風に。

[twitter:@osiire]さん


Alloy Analyzerで簡単設計チェック
Java製の仕様記述・検証ツール。ER図等のデータモデリング等で利用可能。
質疑応答でUI部分にも使えるか?という質問があったけど、UI部分に使うには向かないという回答だった。