Agile Japan 2012 サテライト<名古屋> に参加
d:id:youandi:20110415:p1
開催しました。
Agile Japan 2012 サテライト<名古屋>
http://www.agilejapan.org/satellite.html#nagoya
http://blogs.yahoo.co.jp/nagoya_agile_study_group/36010455.html
会社休んで行ってきました。
あと、会場に行く前に例のスタバでドッキリを仕掛けたら、大成功だった。*1 何かスカした顔してずっと本読んでいるのをじっと見てた。
09:15〜 開会前
Ustreamでチュートリアル「Agile In a Nutshell」〜 ざっくりわかるアジャイル開発 〜を観ていました。
- 感想等
書籍アジャイルサムライの図、内容を踏襲した説明に感じた。あと全部英語で日本語通訳なし。
09:50〜 開会
9名が参加。うちスタッフは4名ですけどw
アジャイルマインド同人誌を執筆に参加されている[twitter:@biac]さんが持ってきて下さりました。
http://www.manaslink.com/article/em-journal/201203016-agilemind/
自分も一部購入。
同人誌の発行年月日が去年となっている誤植が発覚してワロタ。
午前の部
大阪のメイン会場のセッションをUstream視聴。
10:10〜 キーノート セッション1 by ジョナサン・ラスマセンさん([twitter:@jrasmusson])
「The Surprising Science Behind Agile Leadership」〜 アジャイルリーダーシップの背後にある驚くべき科学について 〜
-
- 目的が重要
- 必要な事
- 他所からヒントを得る
- 直感に従う
- 演劇は開発と似ている
- きつい納期
- 俳優次第
- etc...
- 仕事の本質が変わっているのに組織が変わっていない。
- 4つのお土産+1
- 自由を与える
- タスクに、時間に、技術に、チームに。
- 平均以上の給与を
- パフォーマンス測定は難しくて価値のあるものから。
- 自分よりも優秀な人達をマネージメントすると認める
- 今までのやり方は通じない
- 手綱を緩めよ。邪魔しない。
- 自由を与える
セッションで紹介された書籍
Drive: The Surprising Truth About What Motivates Us
- 作者: Daniel H. Pink
- 出版社/メーカー: Riverhead Books
- 発売日: 2009/12/29
- メディア: ハードカバー
- 購入: 2人 クリック: 21回
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モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
- 作者: ダニエル・ピンク,大前研一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/07/07
- メディア: ハードカバー
- 購入: 101人 クリック: 5,453回
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- 作者: Robert Devin, Lee Austin
- 出版社/メーカー: FT Press
- 発売日: 2003/05/10
- メディア: ペーパーバック
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- 感想等
演劇をメタファーにして開発を説明するのは初めてで面白かったですね。
11:00〜 キーノート セッション2 by 岸良 裕司さん*2
「全体最適のマネジメント改革」〜 変えるのは現場ではない、マネジメントである 〜
いきなり著書の紹介
- 作者: 岸良裕司
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2007/08/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 9回
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あとはTOCについて、ワークショップを交えての解説。
- 全体最適
- 精神論にしないで、論理的に説明したのがコールドラット博士。
- 「つながり」と「ばらつき」
- 部分→全体の最適で調和が生まれる
- The New Economics for Industry, Government, Education - 2nd Edition: For Industry, Government, Education (The MIT Press)
- TOCの5つのSTEMP
- マルチタスクゲーム
- プロジェクト管理のジレンマ
- 組織で最も希少なリソースはマネジメントである
- やらなくて良い事を決める
- 組織で最も希少なリソースはマネジメントである
- TOC=集中、ToDo、NotToDo
- ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か、クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?はストーリー仕立てであるが、実は論文である。
- Boeingの事例
- Lean+
- Leanは効果が薄い
- 10倍の効果を出したい
- WIP(Work In Process) Board
- On Deck、WIP、On Hold、Complete
- 業務時間に集中時間を設ける
- 電話等一切をシャットダウン。
- CCPMの5つの要素
- 手段よりも目的に集中。
- Lean+
- オムロンの全体最適事例
- 変えるのは現場ではない、マネジメントである
- マネジメントのやり方は変わっているか?
- 感想等
ワークショップでやったマルチタスクゲームは効果が分かり易かった。自分の場合は二倍の差があったな。
副題にもある通りの「変えるのは現場ではない、マネジメントである」という解説はよく理解できました。
- 作者: 岸良裕司
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2011/02/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 20回
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11:50〜 IPAによる発表 by 山下 博之さん
アジャイルのABCに向けたヒント 〜IPA/SECの調査検討から見えてきたもの〜
非ウォーターフォール型開発に関する調査についての研究発表。
今月末に成果発表公開予定。
http://sec.ipa.go.jp/reports/index.html
公開された。
http://sec.ipa.go.jp/reports/20120326.html
- 契約モデル
- 基本契約+個別契約(リリース毎)
- 統計
- ハイブリッドモデルで開発している企業は90%。
- CHAOS MANIFESTO 2011の統計情報
- 感想等
開発プロセスをハイブリッドにしてやっている所はかなり多かった。
昼休み
留守番担当。おにぎり食べてた。
午後の部
Agile Japan 2012のテーマ「アジャイルのABC」に合わせて、アジャイルの紹介、インセプションデッキの体験。Businessは?と聞かれるとちょっと辛い。
13:35〜 アジャイルとは? by [twitter:@bj_yan]さん
アジャイルマニフェストを主体としたアジャイル開発の紹介セッション。
- 感想等
最後のまとめがちょっと強引な気もする。レビューに参加してはいるし指摘もして修正も入ったけど、やっぱりちょっと気になる。
13:55〜 イインセプションデッキ紹介 by [twitter:@you_and_i]
そういえば、PowerPointViewerだと自己紹介のページがレイアウトが崩れていた。
14:20〜 インセプションデッキワークショップ
普段の名古屋アジャイルの本会とは違う試みをやろうという事で、お題を幾つか出しておいて、そこから何をやるか選んでワークショップを行うというちょっと緩い感じでやりました。
- 我々はなぜここにいるのか(10分)
- 午前の部から参加者の自己紹介行っていなかったので、ここでまず「我々はなぜここにいるのか」をヒントに今日イベントに参加した理由を交えて自己紹介。
- テーマ決め(20分)
- ネット動物園でやる事に。
- エレベーターピッチ(30分)
- 休憩(10分)
- 技術的な解決案を描く(30分)
- エレベーターピッチで大まかな方針が決まったので、2つのチームに分かれて「技術的な解決案を描く」でどのようなシステムを作るのかを考えました。
- 共有
- 2つのチームの作成した「技術的な解決案を描く」のインセプションデッキの結果を共有しました。チーム毎にコンセプトや機能がガラッと違ったものになっていて面白かった。
- 感想等
共有の時はまるコンペでの発表を聞いているかのようだったな。コンペに参加した事はないですけどw
閉会
イベントふりかえりのKPT、集合写真撮影、寄せ書きを実施。
懇親会 (於:広小路伏見店【鳥貴族】 | 名古屋市中区 | 焼き鳥なら『鳥貴族』 | 鳥貴族 298円均一の焼鳥屋)
食べ飲み放題の宴会コースは8名以上からですが、7名だったので単品注文&割り勘で。結果として、コース料理よりも500円安かった。
イベントの感想等
なんだかんだで準備は大変。
- Keep
- 前回のイベントの分科会TFS入門での反省点であるイベント風景の写真はちゃんと撮れた
- Ustream視聴は時々止まってしまう事があったが概ね問題なし
- 和室も良かった
- 午後のワークショップは狙った通りの流れ、参加者の反応だった。
- まあスタッフと参加者の比率が1:1で失敗する状況はあまり考えられませんけどw
- Problem
- Try
- 参加者を増やす為には、事例発表的なものを入れる必要があるかも?