桜、抹茶、白、日記

名古屋市在住のC++使いのcoderの日記だったもの。

第38回 名古屋アジャイル勉強会 に参加

d:id:youandi:20111028#p2
開催しました。

名古屋アジャイル勉強会 > 第38回勉強会「アジャイルにプロジェクトの"なぜ"を考える、インセプションデッキワークショップ」
http://blogs.yahoo.co.jp/nagoya_agile_study_group/35593161.html

アジャイルサムライ−達人開発者への道−

アジャイルサムライ−達人開発者への道−


今回は講師を担当しました。使用したワークショップ資料を改変したものはこちら。

開会

今回は22名の方が参加。20名越えしたのは半年振りでちょっと嬉しかった。
読書の秋割引という事で、アジャイルサムライを持ってきた人は参加費を半額にしたのですが、半数以上の方が持っていましたね。

アジャイルサムライのおさらい&インセプションデッキ解説

アジャイルサムライの各部についてサラリとまとめを解説。
更に、インセプションデッキについては、Agile Tour Osaka 2011のワークショップ(http://www.slideshare.net/nawoto/head-first-inception-deck)で色々と学んだ事のエッセンスを取り混ぜて解説。あと、インセプションデッキは何か新しい事をやる訳ではなくて、結構当たり前にやっている事だったりしますよね?という説明をしたり。

自分がAgile Tour Osaka 2011のワークショップで感じたのは、アジャイルインセプションデッキどうこう以前の部分も大事だなと。ファシリテーション、会議ファシリテーションプロジェクトファシリテーション的な部分というのも説明には入れておきたいなと思ったので入れました。でも、その辺ってあまりちゃんと調べずに書いてしまったので、ちゃんと調べないとな。

プロジェクトファシリテーション

プロジェクトファシリテーション

ワークショップ

4名で1テーブルの5テーブルでワークショップ。4テーブルにしようかと思いましたが、丁度良かった感じ。
ある1テーブルはちょっと人員構成を変えた方が良かったかなぁと思ったり。今回の勉強会はスタッフ2人(+1人)ではちょっと足りなかった感じ。

インセプションデッキはAgile Tour Osaka 2011のワークショップ(http://www.slideshare.net/nawoto/head-first-inception-deck)でお薦めセットと言われたものを持ってきました。けど、トレードオフ・スライダは断念。

我々はなぜここにいるのか(from インセプションデッキ):10分間

自己紹介のワークショップ。
何となくポジションペーパー的になるのではないか?と言う意図から、今日の勉強会に参加した理由をインセプションデッキの「我々はなぜここにいるのか」の形式で作成。

サイレントワークショップ:7分間

第35回名古屋アジャイル勉強会(d:id:youandi:20110826#p1)から持ってきたワークショップ。
アイスブレークも兼ねて、プロジェクトにおける意識合わせを体験するワークショップ。
喋ってはいけないというルールの元、車の絵を描いて頂きました。

テーブルによっては綿密に決めてから書き始めたり、1人が青写真的に車の全景を書いて、それに肉付けしたりと色々なやり方があって面白かった。あと、7分間の時間を取ったけど5分間で充分な感じだったな。

やらない事リスト(from インセプションデッキ):10分間

参加者の皆さんで共通の話題に取り組んで貰う目的で、会議・ミーティング・議論の場において、これはやる・やらない・後回しという振り分けで、インセプションデッキの「やらない事リスト」の書式で書き出して頂きました。このお題はAgile Tour Osaka 2011のワークショップ(http://www.slideshare.net/nawoto/head-first-inception-deck)でやったものを持ってきました。

書き出したものをテーブル間で共有したかったのですが、時間がなかったので、やるべき事に挙げたものは是非実践して下さいね!と無茶振って、このワークショップはおしまいにしました。

ご近所さんを探せ(from インセプションデッキ):10分間+5分間

参加者の皆さん自身が携わった仕事やプロジェクトの体験を元に、インセプションデッキの「ご近所さんを探せ」の書式でプロジェクトのふりかえりを行って頂きました。
今回の勉強会では、社会人ではない方が2名参加されていたのですが、内1名の方がこのワークショップのお題についてこられなかったようでちょっと失敗したなぁと思いました。

まずはコアチームに属する人を挙げてから、その他の利害関係者や横槍を入れてきた人を挙げてみましょうと振ってみました。
その後、5分間でテーブル内での共有及び次のワークショップ向けに、面白そうなものやネタが広がりそうなものを1つ選んで頂きました。

5つのなぜ:10分間

第37回名古屋アジャイル勉強会(d:id:youandi:20111028#p2)から持ってきたワークショップ。
前のワークショップで選んだ「ご近所さんを探せ」のアウトプットについて、何か疑問等を質問をして頂き、そのアウトプットを書いた人が答える。その回答に対して繋げて更に質問をするというのを5回繰り返すというのを行って頂きました。
説明の仕方が悪くて質問を5回繰り返すのではなくて、質問を5つしてしまったテーブルがあったりました。


この5つのなぜは以下の書籍で紹介されています。

閉会

懇親会

今回もパス。ちょっと遠征費用で支出が・・・。
あと、後片付けでバタバタしていてまた寄せ書きを書き忘れた・・・。

感想等

会場への移動の途中で、アジャイルサムライの本と勉強会のシラバスを印刷して持ってくるのを忘れている事に気が付くなど。

時間オーバー、ダメ。ゼッタイ。ワークショップの時間を10分程時間オーバーしてしまい、ふりかえりの時間があまり取れなかった。テーブル間の共有の時間が取れなかった分、そこが大事だったのに・・・。
直前に資料の構成を変えたら、修正漏れがあってちょっと残念な事に・・・。

今度の分科会の開発ツール勉強会の進め方についての質問が複数人からあった。もう少し詳細に書いておきます。

あと、この本は色々を使えるものが多いな。インセプションデッキのエレベーターピッチも入っているし。

ゲームストーミング ―会議、チーム、プロジェクトを成功へと導く87のゲーム

ゲームストーミング ―会議、チーム、プロジェクトを成功へと導く87のゲーム

それから、テーブル間の共有する際には、発表用の準備時間を別途用意しないといけないな。やっぱり。あとそこでエレベーターピッチのワークショップを取り入れれば良かったなと思いました。テーブル間の共有で数分延々と説明されてしまうとちょっと時間配分に影響が有るので、各テーブル辺りの発表時間を決めてしまうのも緊張感が出て面白いかな。んで足りない分はふりかえりのKPTで補う。

仕事が忙しくて残業3桁近い状況の中で、今回実験的な事を色々やりましたがそれなりに手応えはありました。反省すべき点も多々ありますけれど。頑張ってインセプションデッキをテーマにして良かったなと思っています。


あと、大事な事ですが、アジャイルサムライを全部読まずにこのワークショップやりました。ごめんなさい。