OpenCV
OpenCVのリポジトリがSubversionからgitに変わると聞いて今のうちに書いておきます。
OpenCVをビルドする為の設定
Apache Subversionのインストール
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- 公式サイトでリンクされているSubversionバイナリの内、SlikSVNのものが、更新頻度、日本語リソースファイルが含まれている、x64版がある、などで使いやすい。
- インストール時には、環境変数PATHにSubversionのインストールフォルダを入れるかどうか聞かれるので、「はい」を選択して、コマンドプロンプト起動時にsvn.exeが呼び出せるようにする事。
Apache SubversionのProxy設定
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- 下記のフォルダがある事を確認する。
- Windows7の場合
- C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Subversion
- Windows7の場合
- 上記フォルダの「servers」ファイルを開く。
- [global]セクションに以下の項目を追加する
- 下記のフォルダがある事を確認する。
OpenCVのソースコードのチェックアウト
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- 作業フォルダを用意する。
- C:\Project\OpenCV\v2.3_repos
- チェックアウト
- C:> CD C:\Project\OpenCV\v2.3_repos
- C:\Project\OpenCV\v2.3_repos> svn co https://code.ros.org/svn/opencv/branches/2.3/ .
- 作業フォルダを用意する。
CMakeのインストール
OpenCVではCMakeというプロジェクトファイル生成ツールを利用しているので、インストールする。
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- Windows (Win32 Installer)をダウンロードする。
- ダウンロードしたファイルを実行しインストールする。
CMakeの実行
OpenCVのビルド
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- 前の手順で指定したフォルダの「OpenCV.sln」を開く。
- VisualStudioのツールバーメニューのソリューション構成で「Release」を選択する。
- ソリューションエクスプローラー又はクラスビューから「ALL_BUILD」プロジェクトを右クリックして「ビルド」を選択する。ビルドが完了する迄に約10〜15分程度掛かる。
- ソリューションエクスプローラー又はクラスビューから「INSTALL」プロジェクトを右クリックして「ビルド」を選択する。
- 出力先に指定したフォルダにビルドしたバイナリ及びヘッダーファイル・設定ファイルがコピーされる。
- ソリューション構成で「Debug」を選択し、同様にビルド・インストールを行う。