桜、抹茶、白、日記

名古屋市在住のC++使いのcoderの日記だったもの。

XP祭りin関西 2015 に参加

d:id:youandi:20140426:p1
参加したってあとで書く。

https://xpjug.doorkeeper.jp/events/21524

会場へは一度行ったことがあったので油断していたら、辿り着けなかったw まあそれでも会場20分前の一番乗りで到着していた。

オープニング

XPJUG関西の代表の方から開始のご挨拶。

「メンバーの成長を促進する組織マネジメント」by [twitter:@yasuohosotani]さん

    • 自己紹介
      • 今日は会社のスライドで発表
    • 組織
      • 他部門の新人が2〜3年間の間、ソフトウェア開発を学ぶ部門の課長職。
      • 1〜2年で成長するのは難しい。
      • いかに成長のエンジンを点火させるかの仕組みが必要。
    • 目標
      • 新人を中心としたメンバーが自分達のアイデアを活かして成長していくこと。
    • どう成長するか
      • 短期間での繰り返しとフィードバック
    • フィードバック中心
    • ツール
    • ワークショップ
      • Fearless Journey
        • それぞれがどのように成長するにはどうするかを目標にワークを実施
    • チャレンジできるチーム作り
    • 実験的アプローチの三原則
      • スコープを小さくする
        • ※課題設定は先に行わない。情報収集を主体とする。
    • 5年間で感じたこと
      • 人の入れ替わりは必ずしもマイナスではない
      • アジャイルチームに入るには高いスキルは必要ない
        • 学習意欲と柔軟性は必要
    • Manager/Agile
      • 試行錯誤による学習
      • アプローチ to メンバー
      • アプローチ to 組織
      • フロー
      • コミットメントの考え方

アジャイル導入の本当の価値」by 谷口さん([twitter:@tanigon])

    • 自己紹介
      • フリュー株式会社
      • ゲーム開発(プリクラ)
      • ダンまちにも関わっている
    • アジャイルとは
      • ○:姿勢・態度
      • ×:プロセス
    • 自己組織的なチームにするには?
      • 書籍「学習する組織」などにおいても別の言葉で同様の事が言われている
      • マネジメントは自己組織化を許しているか?
      • 自己組織化 ⇔ 地下組織化
    • マネジメントがするべきこと
      • プロセスはチームの持ち物だと許容する
      • プロセスは絶えず変化することを認識する
      • その変化はチームが起こす
      • 変化することをチームに促す
      • 自ら考えることをチームに要求する
    • 組織マネジメントのバランス(秩序かカオスか)がそもそも異なるから
    • アジャイルなゲーム開発より
      • 開発プロセスには文化が反映されていて、文化はゆっくりと変化する。
    • アジャイル導入にはまず最初にマネジメントが変化を受け入れること
    • ふりかえりとは
      • PDSA
      • 自己フィードバック
      • 自分達が自分達を見つめること
      • 改善案を出し、コミットすること
    • KPT
      • Keepがとても重要

昼休み

ぼっちで餃子の王将へ。チューリップがなくて残念だった。

アジャイルなソフトウェア開発 50分で総ざらい」by 津田さん

    • 自己紹介
    • タイムボックス
    • 種類
    • 三カ条
      • 品質
        • デリバー、デリバラブル(成果物)
        • 出口条件
        • 反復開発するのは品質を上げる為ではない
      • 納期
      • 範囲
        • パント(アメフト用語)
        • Stretch Goal
          • 到達しなくても良いゴール
        • スタックランク
    • トリアージ
      • 野菜・果物・医療
    • ZTB(Zero Ticket Bounce)
    • スプリントの本質
      • ゴールに整合するように箱に入れる物を調整
    • アジャイルなソフトウェア開発とは
    • まとめ
      • 暗黙知だったプラクティスを名前付けして形式知にした
      • 本質を掴むには
        • Know-Howよりも
        • Know-Whyが重要

企業セッション 「アジャイル開発」by 株式会社アジャイルウェア/川端光義さん([twitter:@agilekawabata])

    • 好っきやねんXP〜!
    • agileware
    • Redmine本を執筆中
      • 脱稿間近
    • アジャイル開発でよく言われる、QCDは固定Scopeを調整するに疑問
      • その機能は本当に必要かはリリース運用してみないと分からないことが多い
      • 要・不要を決めるのはお客様
    • QCDSを守る努力
      • →2000万円の案件なら、500万円×4回にする
      • →Quarityをお客様と分担する
          • IKEAの社訓的に
      • →Deliverを前倒しする
          • 見積もり時にはバッファを積んでいるので出来るはず
          • 品質を高めながら納期を早める
            • gitフローからGitHubフローへ移行
    • 口より手を動かす人がアジャイルな人だと考えている。

パネルセッション「未来のITマネージャに贈るS×T」

    • 戦略と戦術
      • 戦略・・・方針
      • 戦術・・・方針の実現方法
    • 「マネージャのS×T」
    • テーマ:マネジメントに「アジャイル」は必要ですか?
      • 有効な手段の一つ。アジャイルな態度は大事。
      • ゲーム開発においては必要
      • アジャイル要らない
      • 人が中心となるものであるので、柔軟に対応するには大事
    • テーマ:よく使っているS×Tを教えてください
    • テーマ:戦略と戦術、どちらか一方を重視するならどっち
    • テーマ:とっておきの戦略と戦術を教えてください
      • 測定可能なゴールを決める
      • 戦略はあまり先を決めすぎない。戦術、ガントチャート
      • 今後は、TOC/CCPMのバッファを取り入れたい
      • 進捗感を出すにはUI部分を見せたり隠したり
      • Management by the walking(見て回る)
      • 説得戦略、明示戦略よりも暗示戦略
      • 実験的アプローチ
      • 前もって行動原則を決めておく
    • テーマ:これだけは使えないS×T
      • 人を尊重しない

クロージング

アンケート書いて終了。

懇親会

agilewareの川端さんとお隣になった。Redmineの話やesm社の木下さんのidobataなどの話が興味深かった。
あとは、不意に書店の話になって、専門知識のない書店員さんがどのように本を分類しているのかなどで盛り上がった。