桜、抹茶、白、日記

名古屋市在住のC++使いのcoderの日記だったもの。

Mercurial SCC plugin for MS Visual Studioの問題

メンテナンスされているようなので、このAdd-in(v1.4)を入れてみたのですが・・・。

Mercurial plugin for MS Visual Studio
http://www.newsupaplex.pp.ru/hgscc_news_eng.html

とりあえず以下の不具合を確認。

    1. Mercurialの管理フォルダ(.hg)を付けずに、プロジェクト一式を別の環境に渡した場合、プロジェクトの読み込み時にエラーとなってプロジェクトが開けない
      • 「hg init .」して空の管理フォルダを用意すれば回避可能。
    2. VisualC++のATL関連のクラスウィザードを実行すると、VisualStudioごと異常終了する
    3. Mercurialでwin32mbcsプラグインを有効にしているとダイアログが開かない
      • 最近はeolプラグインが推奨なようなのであまり気にする必要はないかも知れませんが

VC++でCOM DLLの開発をしているので、2番目の不具合が致命的ですね><。回避方法としては、[ツール]-[オプション]の「ソース管理」において、Mercurial SCC plugin以外のものに選択を切り替えると、異常終了はしなくなりました。
2番目の不具合は当初、VisualStudio本体の不具合かと思って色々調べていたのですが、全く情報がなくて別の要因を探っていた所、前にAnkhSVNでもVisualStudio 2005/2008が不意に異常終了する問題で悩んでいた事を思い出したのでした。その件は今も悩んでいますが。

VisualHG
http://visualhg.codeplex.com/

こっちのMercurial SCC Pluginを試すかなぁ。でもこっちはTortoiseHgを利用するタイプなので、個人的にあまりTortoiseHoge系のツールはインストールしたくないんですよね。